FORMAL / MORNING COAT
モーニングコート
語源はその名の通り
「good morning ~グッドモーニング~」
”昼間の正礼装“です。
1800年代初頭、ヨーロッパではスーツの起源とされる「フロックコート」という丈の長いコートにベスト、グレーのスラックスを合わせたものが外出着として用いられていました。「good morning ~グッドモーニング~」
”昼間の正礼装“です。
フロックコートを着たまま馬に跨ろうとした時、前の長い裾が邪魔になることから、前裾を大きく斜めにカットして着られるようになりました。
イギリスでは今でも「カッタウェイコート」と呼ばれることもあります。
モーニングコート着用の場面
昼間の正礼装。格式高い行事には欠かせない装い。
- 昼間の格式高い結婚式及び披露宴での、新郎をはじめ主賓や新郎新婦のお父様
- 入学式や卒業式などでの教職員
- 皇室主催の園遊会や叙勲の授賞式に出席の方
- 葬儀及び告別式での喪主や近親者、また大きな規模の告別式の参列
モーニングコートの着こなし
ジャケット | 1つ釦のピークドラペル。 フロントはウェストから裾にかけて曲線的に大きくカットされている。(カッタウェイ) |
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ベスト | ジャケットと共布かグレーまたはアイボリーで、シングルかダブル。 慶事では、共布のベストに限り、取り外しが可能な白襟を付ける。 |
スラックス | コールズボン。 裾はシングル、後ろを長く斜めにカットしたモーニングカット。 |
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シャツ | レギュラーカラーまたは、ウィングカラー ダブルカフスが基本だが、シングルカフスでも可 |
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タイ | タイ:シルバーグレー、白黒の縞のネクタイまたはアスコットタイ カフスボタン:ゴールドまたはシルバー台に、真珠・白蝶貝等の白石 |
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靴 | 黒のキッドやカーフのストレートチップ |
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アクセサリー | サスペンダー:白黒の縞 ポケットチーフ:白で麻かシルク素材のもの 手袋:グレーの鹿革が正式。一般的には白手袋 ソックス:白黒の縞が基本または黒無地 靴に合わせるのが基本 |
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