第3話
ボクシングとサッカー。
僕は長い間サッカーを続けてきました。
ボクシングとサッカーって全然ちがう分野ですが
共通点があります。
前回は1.体幹が大事でした。
今回は2.芯でとらえる。
最近のサッカープレイヤーは僕の若いころと違って
足細いっす!!!
そんなキャシャーン(昔と比べて)な細足から繰り出されるパスやシュートは
そりゃ…まあ…すごいのなんの。
ブックステップなし、助走なしですごいボールをみんな蹴ります。
かくもうす私もストライカーでしたからなるべく少ないモーションでフィニッシュしてました。
その中で大事にしていたのが”ボールの芯でとらえる”
これが大事。一番大事。
ボールの中心を足の甲と親指の先端で何となくそれこそ感覚でとらえるもの。
これはトラップも一緒で浮き球だろうがライナー性のパスであろうが
トラップの瞬間、ボールの芯でとらえて勢いを殺す。
これが足元に一瞬で落ち着かせるコツでございますが
ここでも芯でとらえることが最重要。
ボクシングでパンチに破壊力を伝えるのも同じ感覚。
ナックルの中指と人差し指の間(最初そう教えられたけど今は中指と薬指の間)
ここに手首をまっすぐ固定した状態で目標である顎に対して直角に当てる感覚
それをガードした位置から直線でまっすぐ足→腰→肩→拳の順番にコンマ何秒かずらして。
拳を当てる距離が拳が伸びきった状態の少し手前(5cmくらい?)で当てる。
このタイミングがドンピシャであったとき拳にすごい感覚が伝わります。
バンテージまいて14オンスの大きいグローブしてヘッドギアつけてるのに
石でも叩いたかのような衝撃が拳の先端に感覚として伝わります。
この感覚がボールを芯でとらえた時とよ~くにています。
最初のころはなんぼ叩いてもカスカスな感覚だったのが
えらい変わってきました。
おかげでガードの上から叩いた時や頭をたたいた後は
めちゃくちゃ拳を痛めます(T.T)
つづく
すたっふぅ西野
岡山のオーダースーツ専門店 【GULDY】