昨夜は珍しく金曜日の夜にトレーニングへ行くと
おられました。レジェンド赤澤さん。
僕の前にライセンサーの若い子と2Rやってるのに快く受けて頂きました。
ということで最近、中原選手とミットでテーマになっていた
ディフェンスとオフェンス、攻撃の為の守備。
これを実践させていただきました。
かれこれボクシングを始めて7年
上手い人とそうでない人(プロと素人)の差はどこにある?
いつも考えてその差をオッサンながら埋めていこうと
一生懸命考えて選手にも意見を聞きながらやってきました。
そして分かってきたことその1
攻撃と守備が一体化している。
いわゆるディフェンスの為のそれというより
ディフェンスする行為自体がすでに攻撃の予備動作になっている。
攻防一体と言ったらわかりやすいです
ボクシングは左右の回転がすべての動きの大原則になっていて
右を出したら左
左出したら右
上(顔)叩いたら下(腹)
下叩いたら上
ザックリいうと右を出すために左を出すという回転の予備動作が
あるのでその予備動作に、出したい腕の反対をガードする。
逆もまた然りで、右打ったら返す刀で左でガードする。
これをコンビネーションの中に織り交ぜるとすごいスムーズに攻防一体が出来ます。
さらにその2
意図して相手に打たせて合わせて打ち終わりを打つ
いやぁ~~~、文字にするのは簡単に表現できますけど
実際行うのが難しい~~。
先程のコンビネーションの中で相手も打ち返して(打ち終わりを狙ってくる)ので
そこにガードを合わせて打ち終わりを打つ
これを何手かやりながらタイミングをずらしながら狙って打ち込む。
これが出来たらすごいんですが間違いなく少しボクシングやってる、くらいの人では出来ない。
からこそこれがやりたいんです。ってか気が付いたのは最近www
そしてその3
対角線をずらして攻防する。
効かせるパンチって軌道がまっすぐなんです。
これが斜めだと体の質量やエネルギーが体幹からずれてくるんです。
だから相手の当たる距離と自分の当たる距離を認識して
横にずらしてまっすぐ打つ。
横にずれてディフェンスする(相手のパンチの軌道をずらす)。
だから「じっと突っ立つな」「左へまえ(守安会長用語で回れ)」と口酸っぱく言われるんですよね。
離れた距離、届かない距離で動く人は多いけど
お互いのヒットポジションで横に動く
これで来ている人少ないんですよ。もちろん素人は真正面でじっとしてることが多い。
ほかにもガードが低いとか
打ち終わりが低いとか
一生懸命打ちすぎで後半疲れるとか
いろろありますが、今日はここまでwww
スタッフ西野